FC2ブログ

がんばれ,トラエモン!

ドラえもんとはちょっと違った面白いマンガです。是非見て下さい。

がんばれ,トラエモン!

第51話  沙悟浄の過去?


~前回のあらすじ~

沙悟浄の「プレート・タイフーン」の攻撃で,大ダメージを受けたオーシャン仮面。そして沙悟浄は,自分の弟を戦争で亡くした過去について語り出す・・・。





沙悟浄(元マモル)は,弟ヨハンと一緒に防空壕の中に隠れていた。中は2人だけだった。


ヨハン:兄ちゃん,戦争っていつ終わるのかな。


マモル:さあな。人間は馬鹿だからな。ひょっとしたら一生・・・。


その時,外で巨大な爆発音がした。防空壕の中に,石ころが沢山転がってきた。


マモル:まずい,すぐ近くで爆弾が投下されてる。この防空壕の中も危険だ!!


ヨハン:ええ!?じゃあどうすれば・・・?


その時,防空壕の外で声が聞こえてきた。


男の人:早く外に出ろ!!この中も危ないぞ!!


マモル:よかった,助けが来てくれたぞ。早くここから出よう!!


ヨハン:うん。・・・あ!!


その時,ヨハンのポケットから人形が落ち,防空壕の奥の方にコロコロと転がっていった。


ヨハン:ぼ,僕の人形が!!


マモル:人形より命が大切だろ!!早く出るんだ!!


ヨハン:あの人形は,死んだお父ちゃんが買ってきてくれた,僕の宝物なんだ!!


マモル:・・・わかった。俺が取りに行ってやるから,お前は先に出ろ。


ヨハン:う,うん。ありがとう。


マモルが防空壕の奥の方に向かった,その時だった。


ボアアアアアアアアアアアアアアアア!!


マモル:!?


突然,目の前が真っ赤になった。


防空壕の入り口から,さっき声をかけてくれた男が,火炎放射器を発射させたのだった。


そう。実はこの男,味方と思わせておきながら,実は敵だったのだ。


男の人:はっ。馬鹿な野郎だぜ。簡単に騙されやがって。


男は防空壕の入り口から去っていった。


マモルは防空壕の奥にいたため助かったが,弟のヨハンは黒こげになっていた・・・。


マモル:ヨハン,おいヨハン?冗談だよな・・・?


当然,ヨハンは死んでいた。マモルの目からどっと涙が溢れてきた。


マモル:う・・・うわああああああああああああああああああああああ!!


しばらくの間,マモルは防空壕の中で泣き崩れていた。手にはヨハンの人形が握られていた。



1ヶ月後,戦争が終わった。だが,マモルの心の傷が癒えることはなかった。


町中をフラフラと歩いていると,声が聞こえてきた。


三蔵法師:人間共に復讐したいか・・・?


マモル:!? だ,誰だ!?


突然,目の前が真っ暗になった。後ろを振り返ると,そこには三蔵法師が立っていた。


三蔵法師:私にはお前の気持ちがよくわかる。人間なんて消えればいい,地球なんて無くなってしまえばいい,そう思っているのだろう?


マモル:な・・・なぜ俺の心が読める・・・?


三蔵法師:私の部下となるがよい。そうすればお前の願いは叶えられる。私と一緒に人間共を排除し,この地球を支配しようではないか。


マモルは,迷わずうなずいた。


三蔵法師:では,今の人間の名前を捨てるがいい。今日からお前の名前は「沙悟浄」だ。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://aameiru.blog73.fc2.com/tb.php/76-6ebd406f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)