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がんばれ,トラエモン!

ドラえもんとはちょっと違った面白いマンガです。是非見て下さい。

がんばれ,トラエモン!

第64話  2人のムネチ仮面!?


~前回のあらすじ~

孫悟空の「まねまねの実」の能力が,技だけではなく姿までコピーするという。カンタムロボに変身してカイトの同様を誘おうとした孫悟空だったが,見事に失敗した。





孫悟空:クックック。カイトよ。お楽しみはこれからだぜえ・・・!!


すると孫悟空は,ポケットから煙玉を取り出した。


カイト:煙玉!?一体何を・・・?


孫悟空:そりゃあ!!


孫悟空は煙玉を投げつけた。その瞬間辺りに煙が立ちこめ,孫悟空の姿が見えなくなった。


ミッフィー:な,なんだよアイツ!!ひょっとして逃げちゃったの!?


トラエモン:いや,勝敗が着くまで「悪魔の結界」からは出られない。ただの時間稼ぎか・・・?


煙がおさまった時,衝撃の事実が待っていた。


カイト:な・・・!?


そこには,2人のムネチ仮面が立っていたのだ!!


トラエモン:お,おいムネチ仮面!!お前今までどこに行ってたんだよ!?


ミッフィー:ていうか,どうしてムネチ仮面が2人いるの!?


カイト:1人は本物のムネチ仮面,もう1人は孫悟空が変身したムネチ仮面ってことね・・・!!


ムネチ仮面A:その通りだカイト。1人は俺(孫悟空)がムネチ仮面に変身した姿,すなわち偽物のムネチ仮面であり・・・。


ムネチ仮面B:もう1人は,現在俺(孫悟空)によって洗脳されている本物のムネチ仮面だ。さあ,どっちが本物か分かるかな?


2人のムネチ仮面が,カイトを見てニヤニヤと笑っていた。


トラエモン:うわっ。気持ちワル・・・。



ミッフィー:でも変身が完璧すぎて,どっちが本物でどっちが偽物なんて分からない・・・!!


トラエモン:つーかお前,どうやってムネチ仮面を誘拐したんだ!?


ムネチ仮面A:お前らが沙悟浄とオーシャン仮面の試合を見ている時に,焼き肉の匂いを利用しておびき寄せたのさ!!


ミッフィー:(なんともムネチ仮面らしい・・・。)


ムネチ仮面A:さあ!!戦いを再開しようぜ,カイト!!


カイト:く・・・!!


トラエモン:よーしカイト!!一か八か,どちらかのムネチ仮面に攻撃するんだ!!


ミッフィー:だ,駄目だよトラエモン!!それが本物のムネチ仮面だったらどうすんのさ!!


トラエモン:ええい!!別にムネチ仮面が死んだところで誰も悲しまないだろーが!!


ミッフィー:(本当に主人公かこの人ー!?)


カイト:大丈夫よ,ミッフィーちゃん。策はあるわ。


ミッフィー:え!?さすがはカイトちゃん!!


カイト:(さっき沙悟浄は,天空龍の電流攻撃を受けて,体が麻痺している。つまり動きが鈍い方が,偽物のムネチ仮面(孫悟空)のはず
!!)


ムネチ仮面A:どうしたカイト?なんならこっちから行くぜ!!


2人のムネチ仮面が,天空龍に向かってジャンプした。

          ワン・オー・エイト
ムネチ仮面AB:108マシンガン!!


ムネチ仮面2人による天空龍の体に直撃した。2人の動きは全くの左右対称だった。


カイト:(ど,どうして!?1人は体が麻痺していて動きが鈍いはずなのに・・・!!)


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・!!


108×2回の攻撃を受けて,天空龍は床に倒れてしまった。


ムネチ仮面A:カイト。お前は動きが鈍い方が俺(孫悟空)だと思っただろ?


カイト:・・・・・・!!


ムネチ仮面B:残念ながら「悪魔の結界」の中では,俺の自然治癒力は飛躍的にパワーアップしてるんだよ!!


カイト:つまり,もう孫悟空の麻痺は治っているってこと!?


ムネチ仮面AB:そういうことだ。残念だったな!!ハッハッハ!!


カイト,大ピンチ!!果たして本物と偽物を見分けることができるのか!?第65話に続く!!


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がんばれ,トラエモン!

第63話  変身!!


~前回のあらすじ~

孫悟空とほぼ互角に戦っているカイト。果たして勝つのはどっちだ!?





孫悟空:さっきはよくもやってくれたな。今度はこっちの番だ!!


すると,孫悟空の腕がグーンと伸びた。


トラエモン:猪八戒の技だ!!


孫悟空:ゴムゴムのぉ!!ガトリ・・・・・・!?


だが孫悟空は攻撃する前に,床に膝をついてしまった。


ミッフィー:あれ?どうしたのあの人!?


孫悟空:(く,さっきの天空龍の攻撃で,体が麻痺しやがった・・・!!)


カイト:フフッ。どうやらライトニングサンダーの電流が,体全体に流れたようね。


孫悟空:貴様・・・!!


トラエモン:よし,攻撃するなら今だ!!


天空龍の目が,カッと光った。


カイト:超電動波ーライトニングサンダー!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


5度目の天空龍の攻撃が,孫悟空の体に直撃した。


孫悟空:ぐおああああああああああああああああああああ・・・!!


孫悟空は,膝だけでなく両手も床についてしまった。


ミッフィー:やったー!!もう勝利は目前だよ!!


すると孫悟空は,ヨロヨロと立ち上がった。


孫悟空:く・・・やってくれるじゃねえか・・・!!


カイト:(3回もライトニングサンダーが命中してるのにまだ倒れない・・・流石ね・・・。)


孫悟空:(こうなったら,奥の手を使うまで!!)


孫悟空はニヤリとした。


カイト:何を笑ってるの?死を目前にしておかしくなったのかしら?


孫悟空:カイト。今から俺の体をよーく見ときな。


カイト:・・・・・・・・・?


すると,孫悟空の体がウニョウニョと変化し始めた。


ミッフィー:げっ!!何あれ!!ひょっとして変身しようとしてるの!?


カイト:そんな!!「まねまねの実」は技のコピーはできても,姿まではできないはず・・・!!


孫悟空:できるんだよ。この「悪魔の結界」の中ならなぁ!!


そして孫悟空の体が,「カンタムロボ」の形に変わった。


カイト:カ・・・カンタムロボ・・・!!


カンタムロボ:そう。今の俺の姿はカンタムロボ。三蔵法師様によって捉えられている、お前の仲間だった人物だ。 


カイト:く・・・!!


ミッフィー:そ,そんなの卑怯だぞ!!カイトちゃんの仲間に姿を変えるなんて!!


トラエモン:く,あの優しいカイトに,かつての仲間を攻撃するなんて絶対にでき・・・。


カイト:超電動波ーライトニングサンダー!!


トラエモン:(躊躇なくいったー!!)


カンタムロボ:な,なにいいいいいいいいいい!?


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


天空龍の攻撃が,再び孫悟空の体に直撃した。それと同時に孫悟空の姿に戻った。


孫悟空:ゴハッ!?き,貴様,良心は痛まないのか・・・!?


カイト:いくらカンタムロボに姿を変えられても,あなたであることに変わりはないでしょ?


孫悟空は,腹を押さえながら立ち上がった。


孫悟空:フ,フフ,以前に比べて冷たくなったな,カイト・・・。


カイト:関係ないわ。私はただ,あなたを倒す為だけよ!!


すると孫悟空は,再びニヤリとした。


孫悟空:(まあいい。この能力を使う目的は別にあるからな・・・!!)


なにかを企む孫悟空!!一体何をするのか!?第64話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第62話  一進一退!!


~前回のあらすじ~

「太陽龍」に続いて「天空龍」を召喚したカイト。天空龍の雷攻撃で,反撃開始!!





カイト:超電動波ーライトニングサンダー!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


再び巨大な光線が,天空龍の口から発射された。


孫悟空:はっ!!同じ手がこの俺に通用するかよ!!


すると孫悟空の前に,巨大な皿が一個出現した。


孫悟空:プレート・ガード(皿の防御)!!


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


天空龍の攻撃が,皿によって防御された。


トラエモン:くそ,また沙悟浄が使ってた技か!!


孫悟空:ちっ,本当はあいつの技なんざ使いたくなかったがな。


カイト:(さすがに簡単には勝たせてくれないようね・・・。)


孫悟空:ようし。ならば今度はこいつの技を使わせてもらうぜ。


すると,孫悟空の背中に翼が生えた。


孫悟空:属性変化ー風!!


カイト:オーシャン仮面が使ってた技ね。返り討ちにしてあげるわ!!


孫悟空:はっはっは!!果たしてできるかな?


孫悟空は翼を使い,天空龍に向かって舞い上がった。


カイト:超電動波ーライトニングサンダー!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


再び天空龍の攻撃が炸裂したが,孫悟空は右にさっとよけた。


ミッフィー:ああっ!?かわされちゃった!!


トラエモン:あの翼のせいで,孫悟空のスピードが上がってやがるんだ・・・!!


孫悟空:危ねえ危ねえ。さあて。今度はこっちの番だ。


孫悟空の翼が,赤く輝きだした。


カイト:(あの技は・・・!)


孫悟空:ゴッドバード・アタック!!


ズバッ!!


孫悟空の翼が,天空龍の体を切り裂いた。


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・!!


カイト:ガハッ・・・!!


孫悟空:まだまだぁ!!属性変化ー水!!


属性変化により,孫悟空の翼が消え,代わりに腕が鉄砲のような形になった。


孫悟空:オーシャン・ビーム!!


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


大量の水が,天空龍の体に直撃した。


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・!!


カイト:グッ・・・!!


孫悟空:どうだ!!仲間の技で痛めつけられる気分はよぉ!!


カイト:フ・・・だけどこのままやられる私じゃないわ・・・!!


すると天空龍のシッポが,孫悟空の体をつかんだ。


孫悟空:なに!?くそ・・・放しやがれ・・・!!


カイト:至近距離ライトニング・サンダー!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


天空龍の電流攻撃が,孫悟空の体にもろに直撃した。


孫悟空:ごはっ・・・!!


孫悟空は,床にドサッと倒れた。


孫悟空:くそ・・・やりやがったな・・・!!


トラエモン(まさに一進一退の攻防。この戦い,どちらが勝ってもおかしくない・・・!!)


次回,孫悟空が卑怯な技を使い,カイトを追い詰める!!第63話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第61話  天空龍,召喚!!


~前回のあらすじ~

次々と「まねまねの実」でコピーした技で攻撃する孫悟空。しかも,ブリブリ左右衛門の技までコピーしていた。そして,ついにカイトの太陽龍が先頭不能になる・・・!!





孫悟空:クックックックック。まずは1匹,太陽龍を撃破・・・!!


カイトが召喚した太陽龍の体が,消滅した。


ミッフィー:く,あんな強そうな太陽龍が,こうもあっさり・・・。


トラエモン:つーか孫悟空の野郎,なんでブリブリ左右衛門の技を使えたんだ!?アイツはブリブリ左右衛門が使う技なんて知らないはずだろ!?


孫悟空:俺は貴様らが猪八戒・沙悟浄と戦っている姿を監視カメラから除いていた。よって貴様らが使った技は全て把握している!!


トラエモン:(と,盗撮・・・!!)


カイト:でも「まねまねの実」は触れたことのある相手しか,能力をコピーできないはず・・・!!


孫悟空:「以前」はな。だが今の俺は目で見ただけで,そいつの能力をコピーできる。言ったろ?俺は生まれ変わったのさ!!


トラエモン:そういうことか。なら当然,オーシャン仮面の能力もコピーされているはず・・・。


ミッフィー:でも,カイトちゃんはこれからどうすればいいの!?もう太陽龍もやられたよ!?


カイト:心配は無用よ,ミッフィーちゃん。まだ手は残っているわ。


ミッフィー:え・・・?


カイト:私が召喚できる龍は「太陽龍」だけじゃない。あと2体,召喚することができるのよ。


するとカイトの体から,再び白い塊が出現した。そしてその塊が,龍の形へと変化していった。


カイト:天空龍ースカイ・ドラゴン召喚!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


竜巻を身にまとった天空龍が,孫悟空の前に姿を現した。


トラエモン:す,すげえな。まさか他に召喚できる龍がいたとは・・・。


孫悟空:2体目の龍,天空龍か・・・!!


孫悟空は,ブリブリ左右衛門の刀(まねまねの実でコピーしたもの)を握りしめた。


孫悟空:太陽龍同様,すぐに消し去ってやるぜ!!


すると孫悟空の腕と刀が,2本,3本と増え,ついに10本となった。


ミッフィー:あ,またあの技が来る!!


孫悟空:
左右衛門流究極奥義ー阿修羅!!


孫悟空は10本の刀を構え,天空龍に向かってジャンプした。


カイト:
天空龍,かわして!!


天空龍は,さっと右に移動し,孫悟空の攻撃をかわした。


孫悟空:
ほう。さすがは天空龍と呼ばれるだけのことはあるな!!


カイト:お喋りをしている暇はあるのかしら?今度はこっちの番よ!!


天空龍の目がギラリと光った。


天空龍:
超電動波ーライトニングサンダー!!


天空龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


巨大な光線が,天空龍の口から発射された。


孫悟空:うおっ・・・!!


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


ミッフィー:おお!!さっきの太陽龍と同じくらい威力が凄い!!


トラエモン:だが,この程度の攻撃じゃ,アイツは死なない・・・!!


孫悟空は,床に着地した。


孫悟空:ハッハッハ!!何度言ったら分かる!!無駄だと・・・。


その時,孫悟空の体に変化が起きた。


孫悟空:(ぐあっ!?なんだこの体全体に走る痛みは・・・!?)


カイト:フッフッフ。予想通り効いているようね。


孫悟空:き,貴様,一体俺の体に何をした!?


カイト:さっきの天空龍の攻撃には電流が含まれていたのよ。あなたの体は熱には強いようだけど,どうやら電流に対しては普通の人間と大差ないようね。


孫悟空:電流か。せこい真似しやがって・・・!!


カイト:弱点が分かったらコッチのものよ。さあ,
ここから反撃させてもらうわ!!


次回,カイトの逆襲が始まるのか!?第62話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第60話  コピーする者,される者


~前回のあらすじ~

「まねまねの実」の力で,猪八戒の技を使い,カイトの「太陽龍」を
攻撃した孫悟空。そしてそのダメージは,召喚したカイトと共有してしまう・・・!!





孫悟空:さあて。さっきは猪八戒の技を使わせてもらったから,今度は「アイツ」の技を使うことにするぜ・・・!!


すると孫悟空の前に,巨大な皿が10個出現した。


ミッフィー:あ,あれはオーシャン仮面と戦った沙悟浄が使ってた技だ!!


カイト:く・・・!!


孫悟空:プレート・スロー(皿の投射)×10!!


10枚の皿が,太陽龍に向かって飛んできた。


カイト:太陽龍,かわして!!


しかし皿の速度はかなり速く,10枚の皿が太陽龍の体に次々と襲いかかった。


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・!!


カイト:痛っ・・・!!


同時に,カイトの体にも激痛が走った。


孫悟空:どうした!以前と比べてスピードが落ちたんじゃねえのかぁ!?


ミッフィー:カイトちゃん!!そんな変な能力の奴に負けちゃ駄目だよ!!


トラエモン:いや,確かに能力は変だが,今までの敵の中で一番厄介だぞ・・・!!


ミッフィー:え,どういうこと!?


トラエモン:通常「悪魔の実」を食べられるのは1個までだが,「まねまねの実」で他の「悪魔の実」の能力をコピーすることで,様々な能力を使うことができる!!


孫悟空
:そういうことだ。つまり俺は,悪魔の実を何個も食べた時と同じような能力を得ることができるのさ!!


カイト:それがどうしたってのよ!!太陽龍の攻撃!!


太陽龍が,天井に向かって舞い上がった。


カイト:灼熱のクリムゾン・パワーフォース!!


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


太陽龍の体から,何発もの炎が発射された。


トラエモン:さっきと同じ技じゃ,孫悟空には効かないぞ・・・!!


ミッフィー:違うよ!!さっきは「灼熱のクリムゾン・ヘルフレア」だったけど,今度は「灼熱のクリムゾン・パワーフォース」だよ!!それに,威力もこっちの方が強い!!


トラエモン:ああそう・・・よく覚えてんなお前・・・。


ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!


太陽龍の攻撃が,孫悟空の体に直撃した。


カイト:(今度こそ・・・!!)


孫悟空:アッハッハッハッハッハッハ!!無駄だと言っただろーが!!


孫悟空は,全くの無傷だった。


孫悟空:俺はな,最高で1億度の炎に耐えられるように体を鍛えた。太陽龍の炎なんざ,蝋燭の炎程度にしか感じねえんだよ!!


トラエモン:(どんな鍛え方したらそんな体になるんだよ・・・もはや人間じゃねえだろ・・・。)


カイト:く・・・そんな・・・!!


孫悟空:さて。今度はコイツの技を使うとするか!!


カイト:(猪八戒・沙悟浄の他に,まだあるの・・・!?)


すると,孫悟空の目の前に,1本の刀が出現した。


トラエモン:あ,あの刀って,ブリブリ左右衛門が使ってた刀と同じじゃねーか!!


ミッフィー:ええ!?ブリブリ左右衛門の能力までコピーしてるの!?


さらに孫悟空の腕が,2本,3本と増え,ついに10本となった。


トラエモン:あれは,ブリブリ左右衛門が猪八戒戦で最後に見せた・・・!!


孫悟空は10本の刀を構えると,太陽龍に向かって高々とジャンプした。


孫悟空:左右衛門流究極奥義ー阿修羅!!


ズババババババババババッ!!


10本の刀が,太陽龍の体を貫いた。


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・!!


カイト:ガハッ・・・!!


ドサッと,太陽龍が床に倒れた。そして太陽龍が二度と起き上がることはなかった。


太陽龍→戦闘不能。


ミッフィー:そんな!!太陽龍が・・・!!


孫悟空:クックックックック。まずは一匹・・・!!


大ピンチ!!果たして「まねまねの実」の力を打ち破ることができるのか!?第61話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第59話  マネマネの実!?


~前回のあらすじ~

孫悟空と戦うことになったカイト。カイトは「ドラゴンの実」の能力を使い,龍を召喚した。そして龍で孫悟空を攻撃したが,孫悟空には全く効いていなかった!!


 


孫悟空:甘いなカイト。この程度の炎じゃ俺を殺すことはできねえよ!!


龍の猛攻撃を受けた孫悟空だったが,何も無かったように平然と立っていた。


ミッフィー:ど,どういうことー!?あんな凄い攻撃が効かないなんて!!


トラエモン:ハッ。どうせ「悪魔の実」の能力でも使ったに決まってるだろ!!


孫悟空:悪魔の実だぁ?あんな攻撃,悪魔の実の力を使うまでもねえ。


ミッフィー:ええ!?じゃあ素で効かなかったってこと!?


カイト:私がいなくなってから,相当強くなったみたいね・・・。


孫悟空:当たり前だ。俺はこの数年間,毎日体を鍛え続けてきた。カイト,お前を倒す為になぁ・・・!!


トラエモン:(どうやらこの2人の間に何かあったみたいだな。)


カイト:フッ。私がまだ三蔵法師の手下だった頃,あなたが私に勝ったことなんてあったかしら?


孫悟空:あの時の俺とは違う。見せてやるぜ,俺の力を・・・!!


ミッフィー:あの人も悪魔の実を食べたんでしょ?一体どんな能力かな!?


トラエモン:そりゃお前,孫悟空は三蔵法師の一番弟子なんだろ?「死神の実」とか,「破壊と再生の実」とか,かなり凄いのだろうぜ・・・!!


孫悟空:俺が食べた悪魔の実は「マネマネの実」だ。


ミッフィー:(ええー・・・。)


トラエモン:(い,今までの中で一番ダサイ・・・。)


孫悟空:な,なんだその顔は!!仕方ねえだろーが!!悪魔の実ってのは食べるまで何の実か分からないんだからよ!!


ミッフィー:あ,そうなの!?じゃあ運が悪かったんだ・・・。


孫悟空:だが俺と違って,カイトが食べたのは「ドラゴンの実」。悪魔の実の中でも最上級の実だ。力の差が出るのは当たり前だな。


カイト:フッ。私に1度も勝てなかったのを,悪魔の実のせいにする気?


孫悟空:な,なに!?じゃあもし俺達が食べた実が逆だったらどうだ!?お前俺に勝てたか!?絶対に無理だろ!!


トラエモン:(なんでこんなに必死なんだ!?ある意味今までの敵の中で一番面白いぞ!!)


孫悟空:そしてこの差を埋める為,俺は必死で努力をした。今のお前じゃ,この俺を倒すことはできないことを,今から証明してやらぁ!!


すると,孫悟空の腕がぐーんと伸びた。


トラエモン:え!?あの技は猪八戒が使ってた技じゃ・・・!?


孫悟空:ゴムゴムのぉ・・・バズーカァ!!


孫悟空の拳が,カイトが召喚した「太陽龍」に直撃した。



ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!


太陽龍は吹き飛ばされ,壁に激突した。


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・!!


トラエモン:マネマネの実の力で,猪八戒の技をコピーしたのか!!


カイト:げほッ・・・!!


太陽龍が攻撃を受けたと同時に,カイトにも異変が起きていた。


ミッフィー:あれ!?どうしたのカイトちゃん!?


孫悟空:その龍はカイトの魂を具現化したものだ。その龍がダメージを受けたら,召喚した本人もダメージを受けて当然だよなぁ・・・!!


ミッフィー:じゃあさっき龍が受けたダメージと同じだけ,カイトちゃんにもダメージが!?


トラエモン:それだけじゃねえ。アイツの攻撃は猪八戒の技をコピーしたものだが,猪八戒よりも威力が強かった。さすがに三蔵法師の1番弟子を名乗るだけのことはある・・・。


カイトは,腹を押さえながら立ち上がった。


カイト:く・・・やってくれたわね・・・!!


孫悟空:さあカイト。まだまだ勝負は始まったばかりだぜ・・・?


次回,「マネマネの実」の能力が炸裂!!第60話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第58話  太陽龍,召喚!!


~前回のあらすじ~

クイズを解き,次の部屋に進んだ,トラエモン・カイト・ミッフィーの3人。そこには,三蔵法師の1番弟子,孫悟空が待ち構えていた。そして,カイトが孫悟空と戦うことになった・・・!!





トラエモン:おい,ホントに大丈夫かカイト!?つーかその前に,お前戦えるのか!?


カイト:大丈夫。これでも,ブリブリ左右衛門とオーシャン仮面より強いつもりよ。


トラエモン:え!?マジかよ!?あの2人より強いのか!?


カイトは一歩前に進んだ。


孫悟空:クックック。カイトよ。俺はこの瞬間が来るのを夢にまで見たぜ・・・!!


カイト:いいから早く始めましょう。


孫悟空:まあ待て。このまま普通に戦ってもつまらないからな・・・!!


孫悟空はポケットから,不気味に光る石を取り出した。


ミッフィー:あ,あれって「悪魔の結界」を発動させる石!?


孫悟空:行くぜ!!「悪魔の結界」,発動!!



すると,その石から禍々しい光が放たれた。


トラエモン:いきなり発動しやがった・・・!!


孫悟空:ハッハッハッハッハ!!力がみなぎるぜええええええ!!


カイトと孫悟空の周りに,結界が張られた。


トラエモン:(今までの敵は追い詰められてから発動したのに,コイツは違う・・・!!)


孫悟空:猪八戒と沙悟浄は,心のどこかで「悪魔の結界」の力を恐れていた。だが俺は違う。俺は「闇」が大好きでねえ・・・!!


カイト:フ,あなたならそうくると思っていたわ。なら・・・。


するとカイトの頭上から,白い塊のようなものが現れた。


カイト:私も最初から本気で行かせてもらうわ!!


その白い塊は,形,大きさ,ともにどんどん変化していった。


ミッフィー:え!?なにあれ!?


カイト:私は「ドラゴンの実」の能力者。自らの魂を具現化させ,龍に変える力・・・!!


トラエモン:龍だと・・・!?


ついに,その白い塊が龍の形となった。


カイト:太陽龍-ビックバン・ドラゴン召喚!!


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


その太陽龍は,全身が炎に包まれ,その名の通り太陽のようだった。


ミッフィー:す,すごーい!!カイトちゃんは龍を呼び出すことができるのか!!


しかし,これを見て孫悟空は恐れるどころが,逆に喜んでいるようだった。


孫悟空:太陽龍か・・・懐かしいじゃねえか・・・!!


カイト:瞬殺させてもらうわ。ビックバン・ドラゴンの攻撃!!


すると太陽龍の手に,巨大な炎が生成された。


カイト:灼熱のクリムゾン・ヘルフレア!!


太陽龍:ピュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


太陽龍の体から,何発もの炎が発射された。


ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!


悪魔の結界の内部が,太陽龍の炎で包まれた。


トラエモン:な,なんだよこのパワーは!!化け物かよ!?


ミッフィー:あの人絶対死んだでしょ・・・。


孫悟空:クックックックックック・・・ハッハッハッハッハッハ!!


カイト:!?


孫悟空はこの炎の中で,平然と立っていた。


トラエモン:な,なにいいいいい!?なんであの攻撃を受けて生きてるんだよ!?


孫悟空:甘いなカイト。この程度の炎じゃ俺を殺すことはできねえよ!!


孫悟空,無敵!?そして孫悟空の悪魔の実の能力が明かされる!?第59話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第57話  カイトvs孫悟空!!


~前回のあらすじ~

試行錯誤を繰り返すミッフィーだったが,どれもハズレ。そしてカイトがついに解いたというが・・・?






挑戦者よ。中に入りたければ,次の問題に答えるがいい!!

第3問   = 

 
これに「7」を書き加えて,「肉」以外の食べ物にせよ。

違った答えを入力した場合,キーボードが爆発し,入力した者は死亡する。




カイト:さっきミッフィーが言った通り,「7」は「シチ」にも変換できるでしょ?


トラエモン:うん。だけど「シチ」にしたところで一体・・・。


カイト:片仮名で考えてたから解けなかったのよ。平仮名の「しち」にすればすぐ解けるわ。


ミッフィー:なるほど!!えーっと,「しち」を書き加えたら・・・んん!?


カイト:あ,分からない?「し」を「=」に突き刺して,「ち」をその右に書けば・・・?


ミッフィー:あー!!「もち」になる!!


カイト:そう!だから正解は「もち」よ!!


ミッフィー:うおおおおー!!すごいよカイト!!ねえ,トラエモン?


トラエモン:・・・もちって食べ物じゃなくね?


カイト:いや,食べ物じゃん!!どんだけ負けず嫌いなのよ!?


トラエモン:いやだってほら,お正月に仏壇に飾るもちは食べられないし・・・。


ミッフィー:トラエモン,往生際が悪いよ。


トラエモン:く・・・だってさぁ!!俺主人公なのに最近出番少・・・!!


カイトは「もち」とパソコンに入力した。すると,看板の奥の扉が開いた。


カイト:ほら,開いたわよ!早く中に入りましょう!!


トラエモン:(コイツ俺のしゃべる権利までも奪う気かああああああああ!!)


トラエモン・カイト・ミッフィーは,扉の中に入った。


ミッフィー:うわぁ。真っ暗だ。


カイト:静かに!!そこに誰かいるわよ!!


突然辺りが明るくなった。そこには何者かが立っていた。


孫悟空:ようこそ俺のフィールドへ・・・!!


その正体は,三蔵法師の1番弟子,孫悟空だった。


カイト:孫悟空・・・!!


孫悟空:三蔵法師様の手下を脱退した後も,どうやら元気にしてたみたいだな・・・。


孫悟空は不敵な笑みを浮かべていた。


孫悟空:しっかし俺の番が回ってくるとはな。猪八戒と沙悟浄で十分かと思っていたが・・・。



カイト:あなたの後ろにある扉,その先に三蔵法師がいるのね?


カイトは,孫悟空の後ろにある扉を指差した。


孫悟空:その通り。ま,当然扉を開けるには,俺が持ってる鍵が必要になるけどな。


孫悟空はポケットの中から鍵を取り出し,カイトに見せつけた。


カイト:そう・・・。


孫悟空:だったらどうする?


カイト:あなたを倒すに決まっているわ。


カイトは孫悟空をにらみつけた。


孫悟空:クックック。いいねえその目。いつ以来だ?俺達が戦うのは・・・!!


トラエモン:(あー・・・もう俺が入る余地ねえよ・・・。)


孫悟空:さあ!!思う存分,戦いを楽しもうじゃねえか!!


三蔵法師の最後の弟子,孫悟空!!果たしてカイトは勝てるのか!?第58話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第56話  2通りの読み方


~前回のあらすじ~

3問目のクイズに遭遇したトラエモン達。果たして解くことはできるのか!?






挑戦者よ。中に入りたければ,次の問題に答えるがいい!!

第3問   = 

 
これに「7」を書き加えて,「肉」以外の食べ物にせよ。

違った答えを入力した場合,キーボードが爆発し,入力した者は死亡する。




トラエモン:なるほど。これまた難しそうな問題だな・・・。


ミッフィー:あ,わかった!!「7」をカタカナの「ク」みたいにすると,「ニク」になるよ!!


トラエモン:いや「肉以外」って問題文に書いてあるじゃねーか。


ミッフィー:あ,本当だ・・・。くっそー!!解けたと思ったのに!!


カイト:「7」を別のものに変換すればいいと思うんだけど・・・。


トラエモン:変換か・・・。


ミッフィー:あ,わかった!!「7」を漢字の「七」にして,「=」に突き刺せばいいんだ!!


トラエモン:「モ」!?モって藻のことか!?食べられるのか!?


ミッフィー:うーん。よく分かんないけど食べられるんじゃないの?それじゃ早速入力・・・。


トラエモン:待て待てやめろ!!間違った答えを入力したら爆発するんだぞ!?


カイト:どうやら漢字ではなさそうね。「読み方」に変換するのかしら?


トラエモン:読み方ねえ。「7」は「ナナ」って読むから・・・。


ミッフィー:あ,分かった!!「ナナ」を「=」の左に書けばいいんだ!!


トラエモン:なんだよ「ニナナ」って!!そんな食べ物ねーよ!!


ミッフィー:そっかー。じゃあ左に書けばいいんだ!!


トラエモン:「ナナニ」!?なんか疑問形っぽくなっちゃったよ!!真面目に考えろ!!


ミッフィー:か,考えてるよ!!今度馬鹿にしたら自殺するからね!?


トラエモン:(新しい脅迫!?)


カイト:さっきから思ってたけど,「=」って「ニ」じゃないと思うけど。


トラエモン:なんで?


カイト:もし「ニ」と読むならもう少しはっきり書くんじゃない?これはどうみても「イコール」よ。


ミッフィー:うーん・・・言われてみれば・・・。


トラエモン:「=」の左と右にそれぞれ文字を書いて,繋げるということか?


カイト:多分・・・。


ミッフィー:あー,わかった!!


トラエモン:どうせまたフザけたこと言うんだろ?


ミッフィー:違うよ!!今度は本当だよ!!


トラエモン:ほう。なら言ってみろよ。


ミッフィー:「7」は「ナナ」の他に「シチ」とも読むでしょ?だから「7」を「シチ」に変換して,さらにその後「シ」を「死」,チを「血」に変換して,「死=血」!!ほらね,凄いでしょ!!


トラエモン:やっぱフザけてんじゃねーかテメー!!


ミッフィー:えー!?あってるでしょこれで!?「死ぬ=血を流す」でしょ?


トラエモン:怖っ!!つーか死んだ時に血を流してるとは限らねーだろ!!


カイト:ちょっと,さっきからどんどんズレてるわよ!その前に食べ物ですらないじゃない!!


ミッフィー:あ,そうでした。


カイト:でも,確かに「7」は「シチ」とも読むことができるわね。それは気づかなかったわ。


ミッフィー:うっひょっひょっひょ!!発見した僕すごいでしょ!!それに比べてトラエモンは全然貢献できてないじゃーん!!うっひょっひょっひょ!!


トラエモン:その笑い方やめろ!!気色悪いんだよ!!


ミッフィー:でも貢献できてないのは事実じゃん。


トラエモン:だ,だ,黙れ!!俺は今回こそ,このクイズを解くと心に誓っ・・・。


カイト:あ,分かったわ!!


トラエモン:(な,なにいいいいいいいいいいいいいいいいい!?)


出番を奪われたトラエモン。カイト,3問連続正解なるか!?第57話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第55話  クイズに答えろ!!?


~前回のあらすじ~

竜巻龍の弱点を利用し,見事沙悟浄に勝利したオーシャン仮面だった。





沙悟浄が消えた場所に,鍵が一個落ちていた。それをトラエモンが拾い上げた。



トラエモン:これが次の部屋に進むための鍵か・・・。


カイト:大丈夫,オーシャン仮面?歩ける?


しかしオーシャン仮面は膝をついたままで,立ち上がることができないようだった。


オーシャン仮面:すまん,どうやら無理のようだ。先に行っててくれ。後で必ず行く・・・。


トラエモン:分かった。じゃあ行こうぜ。


すると,ミッフィーは周りをキョロキョロと見回した。


ミッフィー:あれ?ムネチ仮面はどこに行ったの!?


カイト:え,嘘?ひょっとしていなくなっちゃったの!?


確かに,そこにムネチ仮面の姿はなかった。


トラエモン:変だな。さっきまでは一緒だったはずだろ?


ミッフィー:もしかして,怖くなって先に帰ったんじゃ・・・?


トラエモン:「ドコでもドア」無しで帰れるわけないだろ。俺達が今いる「三蔵城」はどこの国かも分からない無人島にあるんだろ?


カイト:それに,ムネチ仮面に「怖い」という概念があると思う?


ミッフィー:ないと思う・・・。


トラエモン:だろ?きっとトイレかなんかだろ。そのうちヒョッコリ現れるさ。


ミッフィー:そ,そうだね。


トラエモンは鍵を差し込み,ドアを開けた。


カイト:それじゃオーシャン仮面,先に行ってるわね。


オーシャン仮面:あ,ああ。気をつけろよ。今度は多分沙悟浄よりも強い敵が来るぞ・・・。


トラエモン:分かってるって。お前も早く来いよな。


トラエモン・カイト・ミッフィーの3人はドアの中に入った。


すると奥には長い廊下が広がっていたので,3人は歩き出した。


カイト:順番的に,次はクイズがくるわね。


トラエモン:つーか,クイズ必要なくね!?早く戦いたいんだけど!!なあミッフィー。


ミッフィー:・・・・・・・・・。


ミッフィーは黙ったままだった。


トラエモン:おいどうした?いつもよりテンション低いな。ムネチ仮面がそんなに心配か?


ミッフィー:いや,正直ムネチ仮面なんて気にしてないよ。ただ,さっき沙悟浄が死んだのを見て,もうこれ以上人が死ぬのは嫌だなーって・・・。


カイト:
(ムネチ仮面はどうでもいいんだ・・・。)


トラエモン:そりゃそうだけどよ。これ以上地球の人間をヴァンパイアに変えられるわけにはいかないだろ。それに奴らは世界征服も企んでるんだぜ!?


カイト:確かに人が死ぬのは辛いけど,仕方がないことなのよ。


ミッフィー:うん・・・そうだね!!


トラエモン:(立ち直り早いなコイツ・・・。)


カイト:あ,あれ!!ひょっとしてクイズが書かれた看板じゃない?


カイトが指差した先には,看板が立っていた。


ミッフィー:よーし!さっきのクイズは失敗しちゃったからね。汚名挽回だ!!


トラエモン:汚名を挽回してどーすんだよ。名誉を挽回しろよ。


看板には,次のようなクイズが載っていた。


挑戦者よ。中に入りたければ,次の問題に答えるがいい!!

第3問   = 

 
これに「7」を書き加えて,「肉」以外の食べ物にせよ。

違った答えを入力した場合,キーボードが爆発し,入力した者は死亡する。



3問目のクイズ。果たしてトラエモン達は解くことができるのか!?第56話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第54話  オーシャン仮面vs沙悟浄,決着!!


~前回のあらすじ~

皿の高速回転により「竜巻龍」を発生させた沙悟浄。果たして勝てるのか・・・?





オーシャン仮面:この攻撃で全ての決着をつける!!覚悟するがいい!!


属性変化-風の力により,オーシャン仮面の背中に翼が生えた。


オーシャン仮面:うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!


オーシャン仮面は,竜巻龍に向かって真っ直ぐ飛んでいった。


トラエモン:正面突破する気か!?


沙悟浄:無駄なあがきだ!!返り討ちにしろ,竜巻龍!!


竜巻龍:キシャアアアアアアアアアアアアア!!


オーシャン仮面が,竜巻龍の中に突入した。


沙悟浄:ハハハハハ!!そのまま竜巻の渦に飲み込まれ・・・。


すると,オーシャン仮面が竜巻龍の中を突き破ってきた。


オーシャン仮面:うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!


ミッフィー:おー!!かっこいいオーシャン仮面!!


沙悟浄:ば,馬鹿な!?どうして奴は無事なんだ!?


オーシャン仮面:竜巻の中心は,無風状態であることを忘れたか!!


沙悟浄:ぐ・・・しまった・・・!!


ミッフィー:竜巻の中心って無風状態なの!?初めて知った!!


カイト:台風の目と同じよ。オーシャン仮面はそれを利用したのよ。


オーシャン仮面は,そのまま沙悟浄に向かって直進していった。


オーシャン仮面:これで終わりだ,沙悟浄!!


沙悟浄:く・・・くそ・・・!!


オーシャン仮面:ゴッドバード・アタック!!


竜巻の風の影響で,オーシャン仮面のスピードはさらに上がっていた。


ズバッ!!!!


沙悟浄:ぐはぁ・・・・・・!!


オーシャン仮面の翼が,沙悟浄に直撃した。


沙悟浄:そんな・・・馬鹿な・・・この俺が・・・こんな奴に・・・。


沙悟浄は,ドサッと床に倒れた。それと同時に,竜巻龍も消えた。


オーシャン仮面:私の勝ちだ,沙悟浄・・・!!


ミッフィー:やったあああああああああああ!!オーシャン仮面が勝ったー!!


オーシャン仮面:フ,皆が応援してくれたおかげだ・・・。


その時,オーシャン仮面と沙悟浄を囲んでいた「悪魔の結界」が音を立てて揺れ始めた。


トラエモン:オーシャン仮面,沙悟浄から離れろ!!悪魔の結界の裁きが発動するぞ!!


オーシャン仮面:あ,ああ・・・。


沙悟浄:俺は・・・。


オーシャン仮面:!!


沙悟浄は,かすかな声で話し出した。


沙悟浄:俺は・・・戦争の無い平和な世界を創ろうとしただけだ・・・俺の何が悪い・・・。


オーシャン仮面:戦争のない平和な世界をつくる,それは誰もが望んでいることだ。だが地球上の人間を抹殺し,犠牲の元に造り上げる平和など,真の平和ではない・・・。


沙悟浄:・・・・・・・・・。


オーシャン仮面:天国のお前の弟も,それは絶対に望んでいないはずだ・・・。


沙悟浄:・・・・・・そう・・・・・・・・・だな・・・・・・・・・。


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


悪魔の結界から,沙悟浄に向かって巨大な雷が落ちた。


沙悟浄:ヨハン・・・・・・・・・今・・・・・・・・・会いに行く・・・・・・・・・。


沙悟浄→死亡。


沙悟浄の体は,悪魔の結界と共に消滅した。


カイト:今思うと,可哀想な人だったわね・・・。


トラエモン:そうだな。だけど天国できっと,弟と再会してるはずさ・・・。


オーシャン仮面,勝利!!第55話に続く!!

がんばれ,トラエモン!

第53話  兄の宿命


~前回のあらすじ~

一時的に床の下に潜り,沙悟浄の竜巻攻撃をかわしたオーシャン仮面,しかし,床の下に潜る為のドリルを破壊されてしまい,潜ることを封じられた・・・!!





沙悟浄:詰み」だな。これでお前は俺の攻撃をかわす手段は無くなった。


オーシャン仮面:く・・・!!


オーシャン仮面は,沙悟浄を睨み付けた。


沙悟浄:ほう。まだ戦う意思があるのか・・・!!


しかし,オーシャン仮面の体力は既に限界を超えていた。


沙悟浄:いい加減にしろよな。さっき言ったはずだぜ。俺には地球をリセットする使命があるんだ。貴様らとは違うんだよ!!


オーシャン仮面:そうか・・・。


沙悟浄:・・・?


オーシャン仮面:ならばお前は自分の弟が殺されたように,世界中の親兄弟を殺すんだな?


オーシャン仮面のその言葉に,沙悟浄は動揺した。


沙悟浄:ち,違う!!これはリセットだ!!新しい世界を造り上げるんだ!!戦争の無い平和な世界を!!


オーシャン仮面:ほう。ではもし貴様の弟が生きていたら,同じことをしたか・・・?


沙悟浄:だ,黙れ!!大切な人を亡くす痛みが貴様に分かるか!!


オーシャン仮面:そう。大切な人を死なせてしまった。その一点で貴様はすでに負けている。


沙悟浄:何を・・・言っている・・・!?


オーシャン仮面:自分の弟すら救えなかった奴が世界をリセットするだと?馬鹿馬鹿しくて話にならん。貴様の戯れ言は全て,負け犬の遠吠えにしか聞こえんな!!


沙悟浄:貴様・・・貴様だけは・・・絶対に許さん!!!!!


沙悟浄は8個の皿を出現させると,高速で回転させ,8個の竜巻を発生させた。


沙悟浄:見せてやるよ。俺の究極の必殺技をなあ!!


すると8個の竜巻が1つとなり,巨大な龍の形となった。


竜巻龍:キシャアアアアアアアアアアアアア!!


トラエモン:な,なんじゃこりゃああああああ!!


カイト:こんなこともできたなんて・・・!!

                               トルネード・ドラゴン
沙悟浄:これぞ俺の憎しみの結晶体,「竜巻龍」だ!!ハハハハ!!


オーシャン仮面:・・・・・・。


沙悟浄:死ねえええええ仮面野郎!!竜巻龍の攻撃・・・!!


竜巻龍が,高く舞い上がった。

         
沙悟浄:完全竜巻(パーフェクトストーム)!!


すると竜巻龍が,オーシャン仮面に向かって襲いかかってきた。


カイト:オーシャン仮面・・・!!


オーシャン仮面:沙悟浄。もし俺が貴様だったら・・・。


竜巻龍が,すぐ近くまで迫ってきていた。


オーシャン仮面:絶対に弟は死なせなかった。どんなことがあってもだ!!


沙悟浄:!!


オーシャン仮面:属性変化ー風!!


オーシャン仮面の背中に,翼が生えた。


オーシャン仮面:この攻撃で全ての決着をつける!!覚悟するがいい!!


次回,オーシャン仮面vs沙悟浄,決着!!第54話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第52話  リセット


~前回のあらすじ~

沙悟浄が三蔵法師に協力する理由,それは弟を戦争で亡くし,人間への復讐によるものだった。





沙悟浄:俺はあの時三蔵法師様に誓った。この地球上の人間共を抹殺し,戦争の無い平和な世界を造り上げると!!


沙悟浄は,人形をポケットの中にしまった。


トラエモン:アイツ,弟を戦争で亡くしてたのか・・・。


オーシャン仮面:
お前の気持ちはよく分かる。だが地球上の人間を抹殺するだと!?そんなことをしたところで何になる!?残るのは虚しさだけだ!!


沙悟浄:クックックックックックックックックックックックックックック・・・。


オーシャン仮面:な,何がおかしい!?


沙悟浄:そうだな。アバウトに言えば残るのは虚しさだけかもな。だが虚しさすら残らないとしたらどうする?


オーシャン仮面:なに・・・?


沙悟浄:俺達の最終目標。地球の歴史を0にし,リセットすること・・・!!


その言葉に,トラエモン達は唖然とした。


トラエモン:歴史をリセットするだと!?馬鹿な,そんなことが許されると思っているのか!?


沙悟浄:貴様らも分かっているはずだぜ。戦争だけじゃない。差別・異常気象・テロ!!今の人間は腐るところまで腐りきっている。


トラエモン:(く・・・反論できない・・・!!)


カイト:でも,何故地球上の人間をヴァンパイアに変えたりしたの!?人間を抹殺するなら,ヴァンパイアに変える必要なんて無いはずよ!!


沙悟浄:さあな。それは三蔵法師様に聞いてくれ。もっとも・・・。


沙悟浄は,巨大な皿を4個出現させた。


沙悟浄:貴様ら全員は答えを聞く前にここで死ぬけどな。


すると4個の皿は高速回転をし始め,皿の中から巨大な竜巻が4つ発生した。


ミッフィー:あんな強力な竜巻が,今度は4つも・・・!!


沙悟浄:まずは貴様からあの世行きだ。オーシャン仮面さんよ!!


オーシャン仮面:く・・・!!


沙悟浄:プレート・タイフーン(皿の竜巻)!!


東西南北から,4つの竜巻がオーシャン仮面目がけて襲ってきた。


カイト:まずいわ,完全に囲まれた・・・!!


オーシャン仮面:(くそ・・・!!)


ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!


4つの竜巻が,巨大な爆発を起こした。


沙悟浄:ハハハ!!砕けろ!!俺の野望を邪魔した罰だ!!


トラエモン:(くそ,今度こそ駄目か・・・?)


爆風がおさまった。しかし,そこにオーシャン仮面の姿は無かった。


沙悟浄:おや?本当に砕けちまったか?まいったな,これじゃ「悪魔の結界」の裁きが発動しねえじゃねえか・・・。


オーシャン仮面:何を馬鹿なことを言っている・・・?


沙悟浄:!?


すると床の下から,傷だらけになったオーシャン仮面が出てきた。


沙悟浄:属性変化「地」の力で床の下に潜ってやがったか・・・。


ミッフィー:よかったー。ギリギリかわせたみたいだね。


トラエモン:だがあの傷を見ろ。直撃はまぬがれたようだが,かなりのダメージだぞ・・・!!


バキッ!!


オーシャン仮面:ぐ・・・ぐああああああああああああああああ・・・!!


沙悟浄が皿を一枚飛ばして,オーシャン仮面の手のドリルを破壊した。


カイト:そんな!!オーシャン仮面のドリルが・・・!!


沙悟浄:また潜られたら厄介だからな。ドリルは破壊させてもらった!!


オーシャン仮面:ぐ・・・き・・・貴様・・・よくも俺のドリルを・・・!!


さらに床に潜ることも封じられたオーシャン仮面。勝機はあるのか!?第53話に続く!!


がんばれ,トラエモン!

第51話  沙悟浄の過去?


~前回のあらすじ~

沙悟浄の「プレート・タイフーン」の攻撃で,大ダメージを受けたオーシャン仮面。そして沙悟浄は,自分の弟を戦争で亡くした過去について語り出す・・・。





沙悟浄(元マモル)は,弟ヨハンと一緒に防空壕の中に隠れていた。中は2人だけだった。


ヨハン:兄ちゃん,戦争っていつ終わるのかな。


マモル:さあな。人間は馬鹿だからな。ひょっとしたら一生・・・。


その時,外で巨大な爆発音がした。防空壕の中に,石ころが沢山転がってきた。


マモル:まずい,すぐ近くで爆弾が投下されてる。この防空壕の中も危険だ!!


ヨハン:ええ!?じゃあどうすれば・・・?


その時,防空壕の外で声が聞こえてきた。


男の人:早く外に出ろ!!この中も危ないぞ!!


マモル:よかった,助けが来てくれたぞ。早くここから出よう!!


ヨハン:うん。・・・あ!!


その時,ヨハンのポケットから人形が落ち,防空壕の奥の方にコロコロと転がっていった。


ヨハン:ぼ,僕の人形が!!


マモル:人形より命が大切だろ!!早く出るんだ!!


ヨハン:あの人形は,死んだお父ちゃんが買ってきてくれた,僕の宝物なんだ!!


マモル:・・・わかった。俺が取りに行ってやるから,お前は先に出ろ。


ヨハン:う,うん。ありがとう。


マモルが防空壕の奥の方に向かった,その時だった。


ボアアアアアアアアアアアアアアアア!!


マモル:!?


突然,目の前が真っ赤になった。


防空壕の入り口から,さっき声をかけてくれた男が,火炎放射器を発射させたのだった。


そう。実はこの男,味方と思わせておきながら,実は敵だったのだ。


男の人:はっ。馬鹿な野郎だぜ。簡単に騙されやがって。


男は防空壕の入り口から去っていった。


マモルは防空壕の奥にいたため助かったが,弟のヨハンは黒こげになっていた・・・。


マモル:ヨハン,おいヨハン?冗談だよな・・・?


当然,ヨハンは死んでいた。マモルの目からどっと涙が溢れてきた。


マモル:う・・・うわああああああああああああああああああああああ!!


しばらくの間,マモルは防空壕の中で泣き崩れていた。手にはヨハンの人形が握られていた。



1ヶ月後,戦争が終わった。だが,マモルの心の傷が癒えることはなかった。


町中をフラフラと歩いていると,声が聞こえてきた。


三蔵法師:人間共に復讐したいか・・・?


マモル:!? だ,誰だ!?


突然,目の前が真っ暗になった。後ろを振り返ると,そこには三蔵法師が立っていた。


三蔵法師:私にはお前の気持ちがよくわかる。人間なんて消えればいい,地球なんて無くなってしまえばいい,そう思っているのだろう?


マモル:な・・・なぜ俺の心が読める・・・?


三蔵法師:私の部下となるがよい。そうすればお前の願いは叶えられる。私と一緒に人間共を排除し,この地球を支配しようではないか。


マモルは,迷わずうなずいた。


三蔵法師:では,今の人間の名前を捨てるがいい。今日からお前の名前は「沙悟浄」だ。